猫井 登・著
定価 1800円+税
ISBN 9784779003165
出版年月日 2008-9-20

お菓子には一つひとつ物語がある。

お菓子に秘められた物語を明らかにした“由来事典”。
「ショートケーキ」や「チーズケーキ」などの定番商品から、
「パリブレスト」「ババ」などの変わり種まで、
日本のお菓子屋さんで目にすることができる約140種のお菓子を大解剖。
名前や形の由来から、現代にいたるまでの変遷、歴史上の人物と関係など、
お菓子のルーツをあますところなく紹介しています。
また、すべてのお菓子の全体写真と断面写真を掲載。
名前だけではあまりなじみのないようなスイーツでも、
どんな構造をしているのか一目瞭然です。
特に、断面写真はケーキ屋さんではなかなか見られないアングルなだけに、
スイーツ好きにはたまりません。

本書は、お菓子好きな人、パティシエを目指している人、
ウンチク好きの人・・・・・・みんなの心をくすぐる一冊です。
どうか、いつでも、何度でも楽しんでください。
あなたのお気に入りの一品を探して、そっとページを開けてみてください。
そして、歴史を感じつつ味わうスイーツは、 ひと味違うものになっているはずです。



著者の言葉

私がお菓子の勉強を始めたのは、40歳を過ぎてからでした。

中学生や高校生の頃、家では母親がいつもお菓子を作っていました。
学校から帰ると、粉ふるいや卵の泡立てをよく手伝わされたものです。
一緒に作ったスポンジ生地やパイ生地がオーブンの中で膨らんでいく様子を見たり、
クリームを絞ったりする作業はとても楽しく、
いつしか、お菓子の道に進みたいと思うようになりました。
しかし、学歴で苦労した父親に猛反対され、結局、大学の法学部に進学。
その後、銀行に就職しました。
外回り、融資、といった基本業務を経験し、本部スタッフに。
30代後半は、仕事に忙殺される毎日でした。
そんな折、両親が相次いて他界。
2人の死を目の当たりにして、「今死んだら、後悔しないか?」
自問自答する日々が始まりました。

<やはりお菓子の道へ進みたい>
日に日に大きくなっていく想い。
「お菓子の勉強をするために銀行を辞める」
人事部にそう告げたときは、気が違ったのかとあきられました。
しかし、不思議なくらい迷いはありませんでした。
専門学校に通うことが、とにかく楽しくて仕方ありませんでした。
お菓子には、一つひとつ背景があり、様々なドラマがあることも知りました。
作り方だけでなく、歴史の研究もするようになり、
友人の勧めで、スイーツに関するブログも始めました。まさに、お菓子漬けの毎日です。

そんな日々の中で書きためた文章をまとめたのが、この「お菓子の由来物語」です。
本書を通して読者のみなさんがお菓子の奥深さを知り、
新たな魅力を発見するきっかけとなりましたら、とてもうれしいです。

ブログや各種媒体で紹介していただきました。

  • ◆「GINGER[ジンジャー](幻冬舎刊)」(2009年11月号)で『猫井登さんのスイーツ手帖』の連載が開始されました。
  • ◆「NHK第一『渋マガZ』(こだわりスト見参!)」(2009年8月9日)で紹介されました。
  • ◆「フジテレビ『とくダネ!』」(とくダネ!プレミアム)(2009年7月9日)で紹介されました。
  • ◆「毎日新聞連動企画 本屋さんの本音 vol.24」(2009年6月4日)で紹介されました。
  • ◆「西洋料理」(2009年3月号)で紹介されました。
  • ◆「BOOK BAR(J-WAVE)」(2009年2月14日)で紹介されました。
  • ◆「GLITTER」(2009年3月号)で紹介されました。
  • ◆「MISTY」(2009年2月号)で紹介されました。
  • ◆「Hanako」(2009年1月22日号)で紹介されました。
  • ◆「25ans<ヴァンサンカン>」(2009年2月号)で紹介されました。
  • ◆「AOTOMA」(2008年11月 No.24)で紹介されました。
  • ◆「お早う GoodDay(ニッポン放送)」(2008年11月20日)で紹介されました。
  • ◆「柴田書店 専門料理」(2008年12月号)で紹介されました。
  • ◆「Pcfan」(2008年11月15日号)で紹介されました。

甘味男子 猫井登のバティスリー探訪