

VICE 孤独な予言者
鑑定料は超高額。もし予言を外したら代償を払うという、闇の占い師――。
| 著者: |
酒井 日香・著 |
ジャンル: |
文学・評論 |
ISBN: |
9784779005619 |
| 版型: |
新書・312ページ |
出版年月日: |
2010-03-05 |
価格: |
1100円+税 |

2009年8月27日
私が弊社の代表になり三年が経ちました。思い返せば就任直後初めて自費出版の世界をみて、いちばん驚いたことはその刊行点数の異常な多さでした。案の定、大手といわれていた一社はその後しばらくして悲惨な末路を辿り、純粋に自費出版を望んでいるたくさんの人々に不信の芽を植え付けました。はたしてこのような従来の自費出版の形態が健全な出版といえるのだろうか、構造的な問題があるのではないか、改めて抱いたそんな疑問から私たちの新たな取り組みは始まりました。社内で議論を尽くした結果、至った結論は極めてシンプルなものでした。「良い本を作れば、周りは必ず応えてくれる」。そして誓ったのです。「日本一、質の高い自費出版本を出す会社にしよう」と。・・・続きを読む
2008年6月30日
本を書きたい、遺したいという願望はもしかしたら人間の本能の一部ではないかと、最近思うようになりました。たくさんの無名の著者の方々と出会い、それぞれの自分の本を作りたいという情熱に直接触れてきて、それは確信に変わろうとしています。私が幻冬舎ルネッサンスの責任者になって、2年になります。この 2年間は私にとっても、自費出版界にとっても激動の時でした。いつか総括しなければならないと考えていましたが、ようやくその時期が来たと思います。・・・続きを読む
2006年12月22日
1993年11月、幻冬舎は四谷の裏通りに面する雑居ビルの4階から出発しました。旧態依然とした出版界に小さな風穴を開けたい、その一念で会社を設立したのです。翌年春に6冊の単行本を刊行し、出版社として第一歩を踏み出しました。その3年後には62点という規模で幻冬舎文庫を立ち上げ、また昨年は男性総合誌「ゲーテ」を創刊、雑誌分野にも進出することができました。創立当初の目標だった、単行本、文庫、雑誌の三本柱がようやく揃ったのです。この間に幸運にも10点のミリオンセラーを輩出するなど、誰もが予想しえなかった嬉しい誤算もありました。・・・続きを読む