2006年9月、突然の解任で波紋を呼んだ、元日本代表ラグビーのヘッドコーチ、J・P・エリサルド。日本ラグビー関係者はもとより、ラグビーファンを幻滅させた問題の発端となったのは、日本代表のヘッドコーチでありながら、彼の母国フランスのバイヨンヌでマネジャーを兼務したことだった。
日本ラグビーを裏切ったフランス人としてレッテルを貼られた彼だが、エリサルドを良く知る一人である著者は、エリサルドがいかにラグビーを愛し、そして日本ラグビー界のために尽力しようとしたのかを本書で明らかにしている。
日本ラグビーはプロ化への道を模索しているが、エリサルドの真の姿を投影しながら、日仏ラグビーの違いは何か、今後の日本ラグビーの向かう先に何があるのかについても箴言した一書。











