第一章 別離
第二章 流転
第三章 生きる
第四章 再会
第五章 再見
終章
中国から引き揚げて45年。ある日、突然「父」から手紙が届いた。その手紙には、自分の名前の由来が記されていた・・・。戦後、日本に引き揚げ母ひとり子ひとりで生きてきた半生と父と再会してからの十数年を描いた自伝的ノンフィクション。戦争で引き裂かれた中国人の父と日本人の母。母は独身を貫き、中国人のため大連に残った父もまた、再婚したものの母との別れを傷として残したまま半生を生きてきた。そして、ようやく再会を果たし、45年も経ても父と母がお互いにまだ想い合っていることを知った娘は幸福感に包まれるのだった。娘は自分自身のルーツがはっきりしたことで、今まで必死に走り抜けてきた自分の人生を振り返り、周りの人間関係を見つめなおし、これからの人生をどう生きるかを考え始める。父の中国の大家族にも温かく迎えられる中で、国境を越えてお金には代えられない人とのつながりや温もりを初めて実感するのだった。経済成長による生活の違いや文化の違い、言葉の壁を越えて、「父」を通してつながった二つの家族の物語。
■著者紹介
1949年中華人民共和国遼寧省大連市生まれ。現在、Aiyue Yan Yamadaの名前で、鍼灸師、アロマテラピーインストラクター(NARD)として活動している。
■トピックス
「青山時間(タウン誌)」で紹介されました。
「ロータリーの友」(2009年1月号)で紹介されました。
「朝日新聞」(2008年12月14日)で著者が紹介されました。
「経済界」(2008年9月2日号)で紹介されました。
「熊本保険医新聞」(2008年6月5日)で紹介されました。
「日経新聞」(2008年3月23日)で連合広告が掲載されました。











