津本まひるは、冴えない探偵事務所のオーナーだ。しかし一向に仕事を取ってこないまひるに代わって、アルバイトの森山涼介が依頼主を探し、雑務をこなす毎日である。ある日、涼介の知人一に家無理心中未遂事件が起きた。腹部を刺され意識不明の重態に陥る父・忠宣、手に傷を負った母と兄姉、逮捕された弟・翼。一人難を逃れた妹は、翼は刺したりしないと言う。事件解決に乗り出すまひると涼介だが、翼を警察に引き渡した家族の口は重く、解決の糸口は掴めない――。父の、家族にも言えない秘密とは? 「8歳のあの日」に何が起きた? 探偵まひるが事件の真相を解明し、家族の絆を問うミステリィ。
■著者紹介
東京都生まれ。日本大学文理学部哲学学科卒業。10歳のころより児童劇団などで役者経験があり、テレビドラマや舞台に多数出演する。★☆北区つかこうへい劇団劇作家・演出家コースに在籍。本書が初の小説となる。
■著者ブログ
『夢の途中』
■トピックス
「読売新聞」(2010年1月11日)で連合広告が掲載されました。

