

女性弁護士の長谷川露美子先生が、なぜこの本を書いたのかについて語っています。なんでも、女性のみなさんが「裁判員になるのが恐(こわ)い」と言っているのを聞いたからとか。

なんで裁判員をやらなければいけないのか、そもそもそれが分かっていないと、恐さは増すばかりですよね。裁判員制度とは一体どういうものなのか、イラストを用いてとても分かりやすく説明しています。
一生に一度かもしれないと言われる裁判員ですが、どうやって選ばれるのでしょうか。裁判員が選ばれる仕組みと、どんな人が辞退できるのかについても解説します。
なんといっても気になるのは裁判員の仕事内容ですよね。裁判員はどんな事件を担当することになるのか、また、裁判はどのように進んでいくのか、全体的な流れを見ていきます。

この本の主人公・さやかが、実際に通知を受け取ってから裁判所に行くまでを追っていきます。どんな服を着ていけばいいのかなど、女性なら誰もが悩むことについてもヒントが満載! 当日裁判所に行ったさやかは、見事に裁判員に選ばれました。
裁判員に選ばれた日の午後から、いよいよ裁判が始まりました。どうやらさやかが参加する今回の裁判は、3日にわたって行われるようです。実際の裁判の様子を、順を追って見ていきます。
裁判2日目。昨日の続きが行われます。さやかも他の裁判員も、昨日よりリラックスして参加していますが、気を抜いてはいられません。いろいろな証言や発言を聞いて、最後は自分たちで判断しないといけないのですから。
裁判もいよいよ最終日! 裁判員は、裁判官と一緒に「評議」に参加して、被告人が有罪か無罪かを話し合います。さやかと他の裁判員たちは、はたしてどんな結論を出すのでしょうか……?
長谷川先生が、みなさんへあたたかいメッセージを贈っています。
「裁判員になるのが恐い」と思っている女性がたくさんいると知って、私はとても驚きました。裁判員に選ばれるなんて、一生に一度かもしれないチャンスです。それを、ただ「恐い」という理由で参加しないのは、なんともったいないことでしょうか。この本は、女性が読みやすいように、イラストをたくさん入れて全ページカラーにしました。裁判員を恐いと思っている女性が、この本を読んで少しでも裁判員に興味を持ってくださったら嬉しい限りです。 裁判員になるのに、難しい勉強など必要ありません。選ばれた方はもちろん、まだ選ばれていないあなたも、ぜひ読んでみてください!
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弁護士。日本女子大学文学部英文学科卒業。普通のOLを経験した後、司法試験の勉強を開始し、弁護士となる。自らが法律の難解さに苦労した経験から、一般の人に分かりやすい法律解説を心がけている。主な著書に『弁護士の仕事がわかる本』(共著、法学書院)がある。
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